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Friday, December 9, 2011

Soil and water on the Korean mountains 韓国山地での土と水

http://blogs.yahoo.co.jp/uritamotsu/12250547.html


釜山は、朝から暑い天気です。
昨日は30℃近くまで気温が上昇したんじゃないでしょうか?

写真は、市場での唐辛子の山、で~す。

調査現場の山岳地形は、岩肌が露出しており、よく昔の山水画に出てくるような急峻な地形が多いです。岩盤の割れ目が開いていて、登るのに一苦労しています。

韓国には、「土」が少ないです。
平野部に行けば、田んぼの土などがありますが、山地には土が少ないので、降った雨はそのまま地下に浸透しないで、海にまっしぐらという感じです。

だから、地下に水が少ないという現象が生じます。
湧き水は、「薬水(ヤクス)」と称して、看板が立てられています。貴重な地下水からの湧水で~す。

昔は、民家には風呂なんてなかったから、皆さん、洛東江の川につかって体を洗ったり洗濯したりしていました。
私達も、風呂を沸かす事ができなかったので、水風呂につかっていました・・・
でも、慣れると水風呂も、なかなか、オツなものでポカポカ体があったまります。
でも、昔は1ヶ月に1回は、ホテルに泊まりに行き暖かい風呂に入りに行きました。
もう、昔のことで~す・・・

今は、釜山のホテルから通いですので、風呂には困りません。
今日も暑そうですが山を踏査しま~す・・

http://masatukamoto.dreamlog.jp/archives/52208151.html

済州島は『風』『石』『女』と多いものが3つあるという島の特徴をとらえ『三多島』と呼ばれていることを書いてきた。 済州島行(4)では、強い季節風が多く吹く気象条件を利用して風力発電を積極的に取り入れていることを紹介することで、『風』が多いという特徴を示した。 また同時に島の成り立ちの歴史を図で表し、済州島に『石』が多いという根拠を示しておいた。
済州島の形成史から『石』が多いということは容易に想像できることであるが、島のいずれの道路工事現場でも僅か数十センチ程度の表土を除けば玄武岩質の岩塊にぶち当たり、そのため地下数十センチ以上を掘らねばならない工事については工期も工費もかさむのが大きい問題なのだと言う。

このように玄武岩質の溶岩と、その上に火山放出物が堆積して成り立った島は透水性には優れるものの保水力には乏しいため、雨水は地下に浸透して山麓の特定の場所で湧水することとなる。

写真の川は済州市の中心部を流れる山地川(サンジチョン)である。 写真の奥方向直ぐに海があり、川と言うものの私が訪れた時には殆ど流れらしき流れは無かった。 漢拏山一帯に降った雨も殆ど地下に浸透して地下水となって流れてしまうので、雨が降らなければ山地川に川の流れというものが見られないのかもしれない。

李元鎮によって著された地誌『耽羅志』(1653年)には、山地川について『済州邑城の東方1里にり、2里ほど流れて海へ流れこむと健入浦になる』と記され、『孝宗実録』では、『大型台風が吹き捲り、大雨になると川水が溢れて洪水となり、人々と馬畜が沢山死ぬ』とか『被害が大きく出ている』と記されているらしい。

※ 孝宗(ヒョジョン)は李氏朝鮮第17代国王(在位1649~1659)。 実録は国王在位期間の歴史的事実を年ごとに記録したもので李朝実録と呼ぶ。

※ 朝鮮の距離、1里は400mである。 (日本の1里は4km)

山地川は沢山の泉があり水量も豊かであったため、済州城の内外に住んでいた住民には生命の湧泉でもあったが、同時にたびたび起こる洪水のため、恐怖の河川であり災いの湧泉でもあったと案内板に記されていた。

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